風の時代を控えて …木星と土星と…
これはオマケ的な記事になるのだけれど💦
「12月22日から『風の時代が始まる』」なんて記事を
最近あちらこちらで見かけるので、天体現象について。。。
12月21日夕方の西の空では
木星と土星とが、かなり接近した状態で沈んでいきます。
画像は、観測地点を関東某所としたものだけれど
太陽が沈んだ後の南西の空に、比較的明るく輝く
2つの星が見えたなら、それは木星と土星。
1年で最も昼の時間が短い冬至の、夜のはじまり。
南の空には、上弦目前のお月様。
22日の朝に上弦となるので、ほぼほぼ半月かな。。。
17時時点での高さは20°を切っているので、
都心のビル群とか、西に高めの山がある場所では
観測が難しいかもしれないけれど、住宅地や或いは
眺めの良い場所でなら、お天気が良ければ見つかるはず。
腕をいっぱいに伸ばして縦にしたグーを作って
地平線の辺りを下として合わせると約10°分の目安だから
縦にしたグー2つ分よりも、ちょっとだけ低い位置かな。
望遠鏡や双眼鏡をお持ちなら、ぜひ準備を。
望遠鏡や双眼鏡の、1つの視野にこの2つの星
(木星の衛星を含めると6つの星)が入るのは
極めて貴重なタイミングということで、
天文関係の方々も大注目かと思うのだけれど。。。
この2つの星が、もっとも接近する時間帯というのが
2020年12月22日の朝6時。
残念ながら日本だと、この時間の東の空に見えているのは
金星だけで、その次に昇ってくるのが太陽。
木星と土星とに至っては9時頃に昇ってくるけれど
既に明るくなっているので、通常観測は出来ません💦
私は占星術師ではないし、元々直感人間という
それだけでしかないキャリアカウンセラーだから
コンジャクションとかアスペクトとか
そういった話はよく判らないけれど…
でも、木星と土星の持つ。。。
うまく言えないけれど、エネルギーの大きさというか
パワー? 質量?の大きさみたいなものが何らかの影響を
地球にも与えているんじゃないかな、という気はしていて。
そして、それが、地球から見た時にほぼ重なって見える、
つまりは太陽と木星・土星との間に地球が挟まれる形で
冬至のタイミングで直線上に並ぶというのは興味深いし
面白いなぁと思うわけです。
ちなみに、木星と土星が超接近して見えることについて
どれくらいレアな話をしているかというと
397年ぶりの天体現象なんです。
画像は、1623年7月16日の日没後の空。
最接近は翌17日の朝7時44分で、0°05′とのこと。。。
今回は0°06′ということだから、見え方はさほど変わらないかな。
前日夕方時点での見え方でいうなら
今回は冬季で日没も早く、且つ高さもそこそこあるから
観測のしやすさでいえば、今回のほうがしやすいかな。
長くなりました💦
皆さま、佳い時間をお過ごしくださいませ🌟
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