今朝のカルテ

なんとなく毎日更新になってしまっているけれど

いつまで続くかは判らない、今日の1枚。

『The Hanged Man 』…吊るされた男。

吊るされて、自由に動けない状態であるということから

「苦境」とか「耐え忍ぶ時期」とか、どちらかというと

ネガティブなリーディングをされることが多いけれど、

今日まず目に入ったのが、この表情。


現状を楽しんでもいるんじゃない?

それほど、苦痛と感じていないんじゃ?


片足だけ縛り付けられているけれど

もう一方の足には余裕さえ見える彼。

後光も射しているし、何か見出したよね??


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エーリッヒ・フロムの『自由からの逃走』

斎藤貴男氏の『安心のファシズム』にも

著されているけれど、人の思考や言動には

自由であることを不自由と感じる傾向が見られる。


確かにね。。。


コロナ騒ぎで、在宅勤務になった当初に聞かれたのは

「家で何したら良いか判らない」

「どこもかしこも休業でやってられない」


既に構築されたシステムの中で、多少の不自由さを

抱えても、文句や愚痴を言いながらもソレに

従ってさえいれば、特に自ら思考しなくても

平穏な日常が繰り返されていた時代。


でも、これからは

現在進行形の状況のようなことが

当たり前になっていくんだろうなぁ。。。


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そして、そんなカルテの出た本日は在宅勤務。

7月初の在宅勤務の日に、ハングドマンって

意図的なものを感じるんですけど?(笑)

M'sRoom へ、ようこそ

人材会社で働きつつ、キャリアコンサルタントの富山翠としてお仕事しています。

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